ようこそ! 「大学受験の塾選び」へ
ポータルトップ >  ホーム >  予備校・塾選びのコツ  > 個別指導と集団授業との違い


個別指導と集団授業との違い

子どもを塾に通わせるときに、まず悩むのが個別指導の塾へ入れるか、
集団で授業を行なう塾に入れるかと言うことでしょう。


個別指導、そして集団授業それぞれにメリット、デメリットがあります。
そして、そのメリット、デメリットは、ある人にとってはメリットであっても
ある人にとってはデメリットとなることもあるのです。



その為、子どもの塾選びには子どもの性格や成績に合わせて決めると良いでしょう。
まず、どこの塾でも共通して言える事は、個別指導の塾は集団授業の塾よりも、
費用は高くつきます。
これは、どの家庭にとってもデメリットになる要因でしょう。
しかし、生徒1人に講師1人がつくわけですから、人件費がかかり、
それが塾の費用に反映されてしまうのは仕方のないことでしょう。


では、個別指導のメリットとはどういったところでしょうか。
個別指導のメリットは、先生が傍で指導してくれるので、
まず、生徒の集中力が続き、勉強に身が入ります。
そして、すぐ傍に先生がいるので、集団授業では質問できないような
引っ込み思案の生徒でも、先生に質問がしやすいのです。


また、集団授業では理解できていても理解できていなくても
授業はどんどん進んでしまいますが、個別指導ならば、
その生徒の理解度合いによって進めるペースを調節してくれるのです。
個別指導にはこれらのメリットがあり、その為、引っ込み思案な生徒や、
集団授業ではついていけないような成績があまりよくない生徒に向いています。


逆に、成績優秀な生徒にとっては、個別指導の授業はライバルがいないので、
退屈なものになってしまうでしょう。
成績優秀な生徒は理解力も早いので、テンポよく授業を展開してくれる
集団授業のほうが、効率よく色々なことを学べるので良いのです。


そして、成績優秀な生徒は、ライバルがいてこそ更に努力が出来、
それが更なる成績アップに繋がっていくのです。
集団授業でレベルの高い友人が出来れば尚更いいことで、
勉強の刺激になったり、将来の友人としても良い繋がりを持つことも出来るのです。


このように、塾の個別指導や集団での授業は、向き・不向きがあります。
自分の子供の成績や性格を考慮して、どちらが適しているのかを判断して、
また子どもと相談して、塾選びをするといいでしょう。