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個別指導型の予備校

予備校にも様々なタイプの予備校があり、大人数の生徒を集めて
講義形式で行なう予備校を初め、1対1で指導してくれる個人指導の予備校もあります。


今の予備校生に、理想的な予備校とはどんな予備校かと問うと、
多くの予備校生が「面倒をよく見てくれる予備校」と解答するそうです。



こう言った点から、今個人指導を行なってくれる予備校に人気が集まっており、
少子化の時代ではありますが、このタイプの予備校は利益も伸ばしているようです。


では、今人気のある個別指導タイプの予備校のメリット・デメリットを見ていきましょう。


まず、大きなメリットは、個別指導であるため、
苦手な科目に時間をかけて指導してもらうことが出来るという点でしょう。
講師1人対生徒大人数の講義タイプの授業を受けていると、
生徒大人数を相手にしているので、個人個人の得意・不得意は関係なく、
授業は進んでいきます。


自分がよく理解しているところを時間をかけて解説している時もあれば、
全く理解できていないのに説明は終わり次に進んでしまう、そういったことはよくあります。
しかし、個別指導タイプの予備校では、自分の苦手な科目、
そしてその科目の中でも苦手な分野に時間を使って指導してくれるのです。


自分の得意・不得意に合わせて学習時間を配分してくれるというのが
個別指導タイプ予備校の大きなメリットでしょう。


また、個別指導の予備校だと、1対1での授業なので、当然緊張感が沸きます。
居眠りなんて出来ません。
大人数の生徒対象の講義だと、講師の目は生徒一人ひとりまで行き届かず、
たとえ居眠りしていても注意する事はないでしょう。
ましてや学校ではないので、聞く気のない人はそのまま置いていくでしょう。
その点、個人指導の予備校の場合、必然的に緊張感が出てきて、授業に集中できます。


また、指導してくれる講師がどうしても相性が会わないという場合は、
予備校に言えば講師を変更してくれるでしょう。
高いお金を支払って受けている指導なので、遠慮せずにきちんと言うことが大切です。


では次にデメリットを見ていきましょう。


まず、これは親にとってのデメリットですが、費用が高くなるということです。
これは、大人数を相手にする講義タイプの予備校よりも、
費用が上がっても当然と言えば当然です。
講師1人で大人数の生徒に教えることが出来ればそれは効率がよいですが、
それを個別指導では、講師1人で生徒1人にしか指導しないのです。
効率が悪い分、その料金を生徒の親に負担してもらうのは致し方ないことでしょう。


また、費用が高いという点から、全ての科目を指導してもらうことが
難しいということです。
センター試験を受験しようと思ったら7?8科目必要な場合もありますが、
それら全てを受講するのは費用的に難しいでしょう。
個別指導の予備校を選ぶなら、自分の苦手分野を絞って
指導してもらうと良いでしょう。


また、個別指導の予備校では、講師を学生のアルバイトのみに
させているところもあります。
学生のアルバイトでも優秀な人は沢山いますが、
プロの講師の方が教え方も上手いですし、何よりも責任を持って指導してくれるでしょう。
講師がどんな人なのかも注意して選択しましょう。


個別指導タイプの予備校は、生徒にとても人気がありますが、
その分、その期待に応えるために予備校側の負担が大きくなります。
しかし、それに応えている予備校が多いからこそ、今人気があるのです。
大手の予備校に通っているだけで安心してしまう傾向がありますが、
個別指導予備校の良さも考慮して、予備校選びをしてください。