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春期講習・夏期講習・冬期講習を利用する

子どもが来年受験を控えているならば、この一年間は子どもの受験勉強に休みはありません。


春休み、夏休み、冬休みと一般的の子どもの長期の休みは受験生にとっては
絶好の勉強の機会であり、講習を受ける受験生が殆どでしょう。
各予備校は、学校の授業がいったんストップするこのタイミングを有効活用し、
苦手科目の克服や得意科目の更なる強化、ターゲット校に絞った講習を行なっています。



春期講習、夏期講習、冬期講習は休みの長さに応じてそれぞれの
実施期間が異なる上に、勉強の目的も大きく変わってきます。


初めに行なわれる春期講習は3月中旬から4月中旬に実施されます。
この時期に行なわれる講習の目的は、苦手科目の克服にあります。


この時期だと、実際の受験までにまだ1年ほどの期間があるので、
まだ気持ちにもかなりの余裕があります。
苦手科目には時間がかかるため、あせりの無いこの時期に、
ゆっくりと時間をかけて苦手科目に取り組むことが出来るのです。


また、この時期により試験に近い実践的な講習を行なっても、
受験までに期間が長いことから、せっかく身に付いた事を忘れてしまう可能性も高いのです。


そして次の夏期講習は夏休みの7月中旬から8月末まで実施されます。
最も長い講習であり、最も受講生が多いのもこの講習です。
その為、人気のある講習は早いうちから定員オーバーになることもあるので、
早くから講習内容・講師などをチェックし、
受けたい講習があるならば申し込んでおくと良いでしょう。


夏期講習の目的は、春期講習に引き続き苦手科目克服と、
更に、春から夏にかけて自分がなかなか勉強に取り組めなかった科目を
重点的に取り組むと良いでしょう。
取り組みが遅れた科目は、夏のこの時期に講習を受けることにより
必然的に勉強する機会を作るのです。
この時期もまだ焦りはそれ程無いと思うので、じっくりと取り組めます。


そして、受験が迫ってきた冬期講習です。
時期は12月下旬から1月頃です。
冬期講習ではより試験に近い実践的な問題に取り組んでいきます。
講習で解いた問題がそのまま試験に出るということも少なくありません。


また、冬期講習とは別に直前講習と言うのもあります。
冬休みも終わり学校も始まっていますが、大学受験ならばセンター試験が終了した
1月下旬から2月にかけて行なわれています。
1年間のうちに何度も講習があるので大変ではありますが、
苦手科目の克服、今までの勉強の復習などをするには、講習は絶好のいい機会を与えてくれます。
是非講習を受けることを検討してみてください。