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地域密着型の予備校の長所と短所

予備校にも全国展開している大手の予備校のほかにも、
地域密着型の地元の予備校もあります。


では、地元の予備校に通うメリットとは、どのような点にあるのでしょうか。



まず、地元予備校に通う最大のメリットは、地元の大学への分析力、
地元大学へ送り出した予備校生の数、経験など地元大学に関して多くの情報を持っていることです。


地元の大学へ進学を希望しているならば、これだけ強い見方はないかも知れません。


大学受験には教科書レベルの知識だけではなく、受かるためのコツと言うか、
経験からしかわからない情報があります。
これらの情報を得るには、地元の予備校が最も効率的でしょう。


また、地元密着型予備校のもう一つの大きなメリットは、
生徒一人ひとりへの面倒見がとてもいいという点でしょう。
これは、大人数の予備校生を抱えている大手の予備校にはないメリットでしょう。
アットホームな雰囲気なので、生徒もわからないことを質問しやすい雰囲気がありますし、
担任制をとっており、生徒の学力の面だけでなく、性格なども把握している場合が多いです。
その為、その子にあった個別の学習指導、進路指導相談などを行なってくれるでしょう。


また、大手の予備校と提携している地元予備校もあり、
そういった予備校では、大手予備校の模擬試験を受けることが出来ます。
やはり模擬試験は、大手予備校が行なう試験のほうが、問題の精度の高さ、
分析力の高さ、受けている人数の多さから優れているといえます。
その模擬試験を受けることの出来る地元予備校ならば、大手予備校と地元予備校の
それぞれの良いところを活用できるので、受験生には心強いことでしょう。


では、地元密着予備校のデメリットはどういったところにあるのでしょうか。
今あげましたとおり、大手の予備校と提携していない場合は、
模擬試験はその予備校独自の試験を行なう場合が多くなります。


そうなると、やはり分析力、受けている人数から
今の自分がどのくらいの位置にいるのかと言うこともあまり明確にはなりません。
また、地元以外の大学を目指しているならば、特に情報力に欠けてしまいます。


他にも、担任が行なう学習指導が、その担任の担当科目以外に及ぶ場合、
きちんと指導できるのかといった不安を感じる人もいるそうです。
他に、勉強の点からは着眼点が違ってきますが、親にとっては重要になってくる点です。


予備校が学校法人であるかどうかと言うことです。
学校法人であるかどうかは何に関わってくるかと言うと、
予備校までに通う定期が、通勤定期になるか、通学定期になるかと言う違いが生じてきます。
つまり、学校法人でない予備校に通った場合、交通費は学割がきかない通勤定期になり、
親の負担がかなり増えてしまうということです。
予備校自体に多額のお金がかかるため、こう言ったところでは節約したいものです。


地元の予備校にも良い点、悪い点があります。
子どもにはどんな予備校があうのかを子どもの性格を考慮しながら考えて、
子どもが学習しやすい予備校選びをすることが大切です。