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よりよい予備校選び

子どもが進学を考えたときに、予備校に入れることを考える親が多いでしょう。
予備校にも全国展開している大手の予備校から、その地域密着で行なっている
小規模な予備校まであります。


ここでは、大手予備校にスポットを当てて、そのメリット・デメリットをあげてみましょう。



大手予備校のメリットはとても多くあります。
その第一に挙げることが出来るのは、その情報量の多さではないでしょうか。
大手の予備校ならば、抱える生徒数も大人数ですし、その予備校を経て
大学に入学した先輩達も大勢います。
その為、その先輩達からも多くの情報を得ることが出来るのです。
例えば、面接のある大学の場合は、その面接時の情報を知ることが出来ます。


面接は何人対何人で行なうのか、面接時間は何分かなどの基本的な情報から、
面接の雰囲気、面接官の雰囲気はどうか、どんな質問がされたか、
何が最も重要視されていたと感じるかなど、実際に面接を受けた人にしか解らない情報を得ることが出来ます。


小論文がある大学でも同様です。
論文のテーマはどういったものだったかといった基本情報を初め、
どういった書き方が良い評価に繋がるかなどの、
体験者にしかわからない情報を得ることが出来ます。


大手予備校のメリットの一つには、このように、教科書レベルの情報だけでなく、
経験者にしか解らない情報を得ることが出来るということがあげられます。


また、大手予備校は、多大な情報量、データを持っていることから、
独自で行なう模擬試験がとてもためになります。
多大なデーターから模擬試験を作成しているため、本番に同じ問題が出るケースも多いですし、
そうでなくても、自分の今のレベルが的確にわかり、自分の弱点、
そしてその攻略法などもわかってきます。
これも、受験生にとっては大きな戦力となります。


また、最近では大手の予備校といえども、大人数の授業だけではなく、
個人授業や通信衛星を利用した授業も行なっているようで、
個人の時間の都合や性格に合わせて授業を選択できるようになっているようです。


では次にデメリットです。
大手の予備校の最大のデメリットと言っても良いでしょう、
大人数での授業であるために、個人のやる気がなければ、
予備校に通っていても全く意味がなくなってしまうということです。


いくらためになる授業が目の前で展開されていても、本人がやる気がなく
居眠りしていても、聞いていなくても、授業はどんどん進んでいくいのです。
また、解らない事を質問できない人にとっても、
大手の予備校の授業はデメリットにつながるでしょう。


これらの点は全ての人にとってデメリットになるわけではありません。
要するに、本人のやる気次第、自己責任の範囲と言うことになります。
予備校選びにはこう言った点も考慮して決めると良いでしょう。