通学路を確認しておきましょう
通学路というのは、私達が子供の時代は、お友達とお喋りしながら
或いは遊びながら通学する楽しい場所でありました。
しかし、今は、この通学路を狙った犯罪が多発しています。
特に下校時間帯は狙われやすい時間帯であり、
体の小さな小学校低学年が狙われやすい年代であります。
しかし、今では登校時の朝でも事件が発生することあり、
通学路は一日中、注意が必要になってきているのです。
通学路は楽しい道ではなくなってきてしまっているのです。
残念なことですが、子供たちの登下校を狙った犯罪がなくならない今、
親達は子供たちを守るために、
この通学路での防犯対策を行なっていかなければならないのです。
実際に自治体レベルで防犯対策を行なっている地域が増えており、
警視庁の調査では、防犯パトロールを行なっている地域が8割以上、
通学路での子供の保護を行なっている地域は6割以上あるとの事です。
この数値に少しの安心を覚えますが、逆に言うと、
2割或いは4割の地域ではまだ、防犯パトロールなどが
行なわれていないという現状があるのも事実です。
ただ何もしていないという訳ではなく、
集団登下校は保護者や教員が付き添うだとか、
低学年の集団下校は最後の1人が家庭に着くまで教師が付き添うだとか、
地域のボランティアが通学路の見回りを行なうだとか、
メールなどで不審者情報をみんなで共有したりだとか、
防犯マップを作成して危険な場所の改善を積極的に行っている自治体もあります。
ある自治体では街のバスを登下校用に
無料開放しているところもあるようです。
このように、各自治体、各学校、各地域で
何らかの通学路の防犯対策が行なわれています。
これらの防犯対策は保護者の協力も必要になってくるので、
協力を求められたら積極的に参加しましょう。